【ネタバレ有】劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅲ.spring song」を見た感想

ありがとう……ufotable......ありがとう……須藤監督……

ということで、見てきました第三章、spring song。いやはや本当に素晴らしい作品で、ただただ関わってくれた全ての人に感謝、感激、雨あられといった感じです。

今回はざっくりと感想を書いていこうと思います、が、当然がっつりネタバレしつつ語りますので、まだ見てない人はブラウザバックして、その見てるもので映画の予約をして、映画を見てきてください。

まず今回は既に前章で「桜のための正義の味方」になることを決めて、覚悟完了した士郎が桜を救うために進み続ける、という内容。

まあ端的に言えばそれだけですし、内容をつらつらと書いてもまとまりがなくなるので、記憶の限り、少しだけ書いていきたいと思います。

まず、声優さんの演技。士郎、凛、桜、イリヤ、ライダー、言峰、その他すべてのキャストさんの演技が本当に光っていました。桜の怒り、心境の吐露、傲慢さ、全てが素晴らしい声色でビリビリと伝わってきました。士郎の演技も本当に凄くて、ひたすら「覚悟を決めた士郎」を演じられていたなと。個人的に一番良かったのが、セイバーにトドメを刺すシーン。完全に覚悟の決まった顔と目で、あの演技。最高でした。一方のセイバーも、「士郎…」とつぶやくシーンでは「セイバー」に戻っていてやっぱすげぇな…って思いました。えぇ…。凜が桜を抱きしめるシーンとかもね。本当に。

そしてやはり外せないのがバトルシーン。もう最初の凛vs黒桜の時点でヤバかったですが、その後のバーサーカー戦。もうあのバトルは全てにおいて文句のつけようが無かったですよ。アーチャーとの腕と同調するシーンであの聞きなれた伴奏が流れ、アーチャーを追い越すシーンで梶浦アレンジのEMIYA。本当に涙が出ましたね。そして圧倒的な作画の暴力。本当に凄いというかなんというか…。宝石剣を使った戦闘もヤバかったなって。というかやっぱ宝石剣とゼル爺はチート。

一番の見せ場のバトルシーンのライダーvsセイバー。もうこれに関しては敢えてネタバレ感想でも語れません。もう本当に映画見てくれとしか。

あと良かったシーンとしては、始まりの御三家の儀式のシーン。まさかゼルレッチまでガッツリ喋ってくれるとは…。

御三家のシーンで一番心に残ったのは間桐臓硯ことマキリ・ゾォルケン。回想ではあんなに紳士な感じだった彼があんな風になってしまったのか。回路を起動させるところが思った以上にアレだったのですが、あの時ゾォルケンがめちゃくちゃ動揺してたんですよね。ゾォルケンにとって、ユスティーツァがどれだけ心の支えだったんだろうか？凄くその部分が心に残りましたね。

イリヤがめちゃくちゃ可愛かった。。。本当に。。。てぇてぇ。。。

あと、個人的に橙子さんが大好きなので新規で動く橙子さんが後姿とはいえ見れたのは良かったですね…あの人形のシーン。最高です。

とまあ乱雑な感じでここまで書いて来ましたが、やはりこの文章では書ききれないところが多すぎて、とりあえず観に行ってくれ！！！としか言えませんね。

しかし本当に、春のうちに、桜の季節にこの作品を見たかった……絶対に許さないコロナ……。

ただ本当に、HFルートという長くて色々取捨選択が難しいルートを、3章6時間にしっかりとまとめてくれた須藤監督はじめスタッフの方々には頭があがりません。本当に。

HF3章すべてを見れたこと、あの素晴らしい作画と映像で見れたことは本当に幸せでした。ありがとうございました。