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広がったトキメキはどこまでも:「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期第13話感想【響け!ときめき――。】

ラブライブ!シリーズ公式Twitterより引用

泣いても笑っても最終話。

書いていきましょう。

 

2期12話の感想はこちら。

kamo-blog.hatenablog.com

 (以降の本記事の引用元不記載の画像は全て「『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』TVアニメ2期 第13話」Youtubeアーカイブからキャプチャ・引用しております。©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)

 


 感想

なんというか一言で言うならエピローグでしたね。

前回12話でテーマとして描かなきゃいけなかったことはほとんどやり終わったように見えて、13話はエピローグかなあと思いましたが本当にそんな感じに感じましたね。

と同時にエピローグだけとして成り立ってる感じだったので賛否もありそうだなという感じでした。その辺は書いていこうと思います。

また、今回は最終回ですから2期の総括もやっていこうかなと思います。まあ主に良かったところ、悪かったところ、まとめ的な感じで。

 

ライブパート

今回間のCMが無い構成でしたのでどこで話を区切るかなあと思いましたが、楽屋裏パートになるまでをライブパートということでここのパートについての感想を書いていこうと思います。

こちら、1期でもあったファンからのメッセージを貼っていますね。知っているイラストや名前がいっぱいありました。ちなみに僕のイラストも載ってました。しずくの頭のやや左上にあるランジュのイラストがそれです。

これ。

クレジットにもしっかり載ってました。右端上から9番目です。ありがたい。

 

で、ライブパートですがまあ流石にというかやはり12人分新曲ではなく既存曲でしたね。

私は1st~3rdアルバムのソロ曲からそれぞれピックアップして投入してくると思いましたがシンプルに2ndアルバムのソロ曲でしたね。

とまあここが多分今回賛否両論の一端な気がしますね。というか新曲が用意できなかった時点でそうなるのは仕方ないところではありますが。

とまあそこは仕方ないというかキズナエピソードという物語があったうえでの2ndソロ曲ですからそこに思い入れがある人からすれば違うよねってなっても仕方ないところで私もそう思うのが何点かありますし……というかまあ一応「高咲侑」というキャラクター自体が「あなた」という存在の中の1つの在り方という解釈で見てるのでまあどの曲に対しても大きくは解釈として外れてないですけど。ただToy Dollはどうやってできたんだろう。。。とは思いますねw

 

で、個人的にここ好きだなと思ったパートを何個か。

 

 

千歳橋と青藍組もいましたねえ……!

ヴェルデ家……!大家族なのは知ってたけどこんなにたくさんいるとはなあ……!

あとこれですね。璃奈ちゃんボード故障からの素顔ライブ。

ここはスクスタと過程は違えど素顔で想いを伝える曲としてテレテレパシーは良かったんじゃないのかなあと。あと璃奈ちゃんボードが壊れた理由ですが、スクスタの最新キズナエピソードで表情筋が豊かになってきたから璃奈ちゃんボードがバグって……ってエピソードが来てるのですがそれに近いものだといいなと。璃奈がミアを気遣って自分から動くって選択をしてたのもGoodでしたね。

MELODYも真っ直ぐ伝えることはもう怖くないと6話でやりましたから使うならこの曲だろうなとは思いました。せつ菜ママがせつ菜に厳しかったりとかで対立は無かったので歌詞的にちょっと過剰になるところはありますが。

R3BIRTHちゃんの新曲とまではいかないまでもMONSTER GIRLS流してほしかったんだぜ~。

 

広がっていくトキメキ、そしてスクールアイドル

こちら後半パート。

こっちが締めの主題というか、着地点というか。高咲侑としての物語の着地点というか。

ひとりただの生徒だった高咲侑という存在にも勇気を与えられたファンがいて、

何かをやることに意味がって、誰かに勇気を与えてて、そのトキメキが広がって行って、何かに変わっていく。

つまり歌って踊るだけではなくて、何かをやって輝けるみんながスクールアイドル。

これ、スクスタ3rdシーズン38章で出された結論と同じなんですよね。

kamo-blog.hatenablog.com

以前から私はアニガサキとスクスタの世界について、違うようで似ていると主張していましたが、最終回も同じ結論に達していてやっぱりそうなのかなあと思いましたね。

ドラえもんの1話で展開されている理論にこういうのがあります。

東京から大阪に行くとして、その手段として車を選ぶか、飛行機を選ぶか、新幹線を選ぶか。どの手段を取っても辿り着くゴールは同じ。まあこれはのび太がどう進もうがセワシ(未来の子孫)に辿り着くという結構無理のある理論ではあるのですが、世界線分岐としての理論としてはこの理論結構好きなんですよね(正しい使い方ではないと思いますが)

なのでスクスタの「あなたちゃん」か「高咲侑」なのかで過程が違えど、辿り着く結論というのは近しいモノなんだろうなと。それは1期2期を通しても同じように思います。

今回ラストに「次はあなたの番!」と急に次元の壁を越えてくる語りが入りましたがまた別の「あなた」の物語への引継ぎ的なところがあったのかなあと思いましたね。それと同時に「高咲侑」としての物語はここで終わりなのかな……と寂しくもありましたね。

Future Parade

youtu.be

まあこれに関してはもう何か語ること自体野暮でしょう。

集大成って感じの曲です。ソロパートで各キャラの今までのアニメでのソロ領域展開が起きるの好きですね。

 

2期の総括

というわけで2期の総括を書いていきましょう。

イマイチだったところ、良かったところを書いていきたいですがまずはイマイチだったところから書いていこうと思います。後に書くとそっちが主題になっちゃいそうですしね。

イマイチだったところ

■尺

まあなんといってもこれが一番でしょう。今回やらなきゃいけないことに対しての尺が本当に足りないなというところをひしひしと感じました。

まあまずそもそも13話に対してメインキャラ13人ってのがなかなか無茶なところもあり、スクスタが内容はともかく大炎上しましたからその追加キャラ3人をしっかり炎上しないように加入させて、それでかつ今回のテーマであったであろう「侑の物語」「ファンとの存在」を描いて……それでかつ既存メンバーにも出番を用意して............まあ無茶苦茶ですよね。

というか全体的に虹ヶ咲2期の勿体なあと思う要素の8割はここに起因している感じがしましたね。

9話でようやく13人揃って残り4話で畳みに入るのは仕方ないとはいえ残念だなと思いました。1~9話にラブライブの一番の盛り上がりどころであるMVが偏っているんですよね。逆に10~13話は13人揃ったうえでやらないといけないことを消化して、そこが基本的に言葉や行動ベースで進みMVが無かったので1~9話に比べて盛り上がりに欠けたところはあったのかなと思いました。いやMVだけが盛り上がりじゃないだろとは確かにそうなのですがやっぱりラブライブというのはライブ、曲があってですのでどうしても前半にたくさんあったのに後半まったくないというのは欠けても仕方ないのかなと思います。

こんなこと書いてますが私は話として10話と12話めっちゃ好きなので好きと盛り上がりは違うということは書いておきます。

ただまあ、そもそも後ろにめちゃくちゃ力入っててコンテンツの命運賭けてそうなスパスタ2期が控えてますし、そもそも虹ヶ咲というコンテンツの立場上2クールとか、曲をユニット曲+ソロ曲用意できるほどのリソースがもらえるのかと言われると「うーん」ですし。難しいですね。

 

■過去要素の量

ここは賛否のあるところなのでどっちに書くか迷いましたがこっちに書くことにしました。まあ賛否が出るってことは否の声がそこそこ大きいってことなので。

2期は1期よりも更に小ネタや過去要素が多かったように感じます。

1期で好評な部分だったので喜んでいる人も多い一方でちょっとやりすぎって意見もちょいちょい目にしました。過去曲も多かったですしね、

まあそこのバランスはどうだったんでしょうね?

 

良かったところ

■物語の丁寧さ

こちらは1期に違わず丁寧でしたねえという印象。

尺が足りなくてスピード解決、溜めが小さいなどはありましたが、基本的に筋が通っていて破綻することなく最後まで描かれていたなあという気持ちでした。

尺があってしっかり描かれてるのも見て見たかったという気持ち。

そしてその中で、少ない尺の中で偏りはあれどほぼ全員に1度は見せ場の回があったように思います。

正直始まる前までは追加の3人の加入を描きつつどうやって進めるんだろうと思っていましたがユニット回でしっかり描いたのもあって全員に見せ場と魅力的なシーンがあったのは素晴らしいなと思いました。

 

■ランジュ、ミア、栞子

まあこの3人については触れないわけにはいかないでしょう。

私はなんだかんだスクスタ2ndシーズンに関しては文句は言いつつ描きたいことなど理解はしたつもりですし、ランジュに関しては最推しになってしまいました。

だけど、そこがどうあれど炎上してしまったのですから大悪評や偏見が付いてしまったのですから。正直アニガサキを上げまくってスクスタを下げ続ける人は好きじゃないですけどやっぱり今回のアニガサキのおかげでランジュの評判、印象はめちゃくちゃ上がったわけで……そこに関してはやっぱり感謝してもしきれないですね。本当に。

あとは願わくばスクスタの方のランジュや栞子、ミアも好きになってほしいなというところ。

 

■曲

やっぱりこれですよね。良い曲ほんと嬉しかった。

欲を言うなら9人にも新曲欲しかったですがまあ尺的に仕方がなし。

(R3BIRTH曲も欲しかったゾ)

でもほんとユニット曲も良い曲ばかりで…個人的にはEternal Lightがめっさお気に入り。

そしてR3BIRTH3人のソロ曲はもう文句なしですね。3曲とも強すぎてマジでエグイ。歴代でもあのCDは神盤ですよほんと。

 

2期のまとめ

というわけで2期、終わりましたね。寂しいです。

上手くまとめた一方でやっぱり尺が足りなかったなあと思いつつ、でもこれだけの制約でこれだけ面白く作ってくれたスタッフには感謝しかないですね。

例えばですけど2クール24~26話構成なら9話までの話をやったうえで1期のような各キャラの個人回を作りつつやらなきゃいけないことの掘り下げも進められたんじゃないかなあと思ってます。まあたられば言っても仕方ないですが、例えば11話の卒業周りとかは果林回としてできたでしょうしWishのような曲も作れただろうなあとかそういうの考えちゃいますね。

 

何はともあれ、本当に素敵な3ヶ月間をありがとうございました。

「次はあなたの番」って締め方だったので劇場版があるかはわかりませんが、まあここで終わっても綺麗に締まってるのでそれはそれでとも思いますね。

しばしのロスの後次はスパスタ2期。楽しんでいきましょう。

 

関わってくれたすべての人に感謝を。

 

新情報

最後のメモリアルアイテムです。

持ってるんだよな~~~このデザイン!

ポチりました。

これ、6日発売でしたが今日見たら2週間延期になっちゃいましたね。

まあこちとら1話の曲を2か月半まったのでなんともないです。

頼むぜDay1を当ててくれ……。

くぉちゃ……。ふわふわアワー……ふわふわ時間?!

買います。めばち神。

新曲展開きましたねえ。楽しみ。

 

ではでは。