かも。の住処

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応援したい、その背を押して:「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期第12話感想【エール!】

ラブライブ!シリーズ公式Twitterより引用

12話です。

もうあと2話……。

今回入れてあと2回で終わってしまう……。あまりにも辛すぎる。

 

2期11話の感想はこちら。

kamo-blog.hatenablog.com

 (以降の本記事の引用元不記載の画像は全て「『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』TVアニメ2期 第12話」Youtubeアーカイブからキャプチャ・引用しております。©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)

 


 感想

いや~~~~エールってそういうことかぁ~~~~~~~~~ってなりましたね。

今回なるほどなあと。なんとなく2期でやりたかったことのゴールだったんじゃないかとまで思いました。

アニガサキの良さですかね。そこがしっかり出てる回だなあと思いました。では書いていきたいと思います。

 

歩夢の留学と侑

前回のCパートで届いたメール、ロンドンのファンから届いた歩夢へのファンレター的なものでしたね。

「歩夢にときめいた。友達がスクールアイドルをやりたいけど文化が無くてどうしたらいいかわからないけど諦めたくはない。いつかSIFに参加して歩夢に会いたいです」

と、そんなところにロンドンへの交換留学生募集のポスター。正直、本当に歩夢が留学するとは思わなかったし、するなら理由なんだよと思いましたがこう来ましたか。

侑は侑でコンクールが1stライブに被ったりする想いよひとつになれ展開かなと思いましたが、真剣にやってる人の中に混ざっていいのかどうか、やってみたい気持ちがあると…けど怖い気持ちがある。でも侑は考えていることを歩夢には伝えずにいて、それは歩夢と侑がここまでお互いに背中を押しあってきたから。お互いに背中を押し合っているからと。

前々から思っていましたが、割と歩夢→侑の矢印が大きいと思っていた関係性、侑からも特大の矢印が出ているのは良いですよね。

一方で歩夢の留学も2週間ほどで、2週間ぐらいなら悩まずに行きなよって声もまあ確かにと思う一方、学生の2週間ってやっぱ長く感じると思うのですよ。それは今年取った今しみじみと感じているところです。でも迷ってるのはそこではなく、離れてしまうのが怖いと。やりたいことは同じじゃないから進めば進むほどその距離は離れていく。多分、その大きなきっかけになりそうだからそこを躊躇っているのかなと。

あれ?この構図、1期の12話でもやらなかった?って思いました。最初は。

でも多分今回はもう一歩先に、より将来を考えたときに踏み出す一歩に関して躊躇っていたのかなって。完全な共依存関係から抜け出してお互いに違う道を歩みだすのが1期でやったことで完全に道を別つルートを踏むのが今回なのかなと。私はそう解釈しました。わかりやすくお互いの距離が離れる留学ってのを題材に持ってきてるわけですしね。

 

距離は関係ない、スクールアイドルはそれぞれ学校も違うしファンも違う。当然そうなれば方針も違う。それでもみんな根っこは同じで、同じものを好きなら仲良くなれるし力を分け与えることもできる。

彼方の言葉と、応援しているファンの気持ちで前へ進む、綺麗な帰結だと思います。

 

「侑ちゃんもどんどん進んでくれなきゃ、置いて行っちゃうから」

「もし失敗したら……励ましてね。私もそうするから」

 

で、ここでまたまた公式ライターの犬井さんのツイートを引用させていただくのですが、

せつ菜から2人の物語が始まって、それぞれの道で新しく誰かを導かんとする。

受け取った光が新しく誰かを照らす光になるってのは今までのラブライブシリーズもそうで、立場や規模は違えど虹ヶ咲もそういう物語だなあと。

 

 

まあ、スクールアイドルの魅力を伝えに行くなら2週間じゃなくて3か月くらい行った方がいいんじゃ…?って思ったけどまあラブライブだから2週間でも大丈夫でしょ。

 

近江彼方先輩

今回マジで最高の働きしてましたよね。

というか近江彼方というキャラのすやぴキャラ以外の良さを存分に描いてくれてて本当に良かった。

甘えたというか、人に抱き着いたり寝たりしてるだけのようで実はみんなのことよく見てるお姉さんで……その彼方にゆうぽむが相談に来るってのは必然というかあってしかるべきだと思うんですよね。

歩夢のやりたいことが違うから将来的にどんどん歩む道が離れていくってのは彼方と遥にも同じことが言えて、だからこそ彼方に相談したのかなって。

東雲ファンクラブからの相談でエールを送ろうって流れも、彼方がスクールアイドルである一方、大会には出ないファンのひとりだからってところを上手く使ってて本当に良かったなと。

 

「背中を押してその距離が離れたって、押してくれた手の温もりは残るよ」

 

3年生、名言産み出しすぎ問題。

 

あとここのかなちゃちゃの表情100点満点

 

違う視点からのラブライブとエール!

好きな方には怒られるかもしれませんが、私は今回ゆうぽむの話はあくまで導線でこちらが主題だったんじゃないかなあと思いました。

このファン視点からの物語って現状虹ヶ咲でしか描けないんですよ。

当たり前だけど、今までのシリーズとスパスタはまあ言ってしまえば勝者のストーリーなんですよね。結成1年で全国大会制覇してしまう超エリート、スーパースターも最終的には優勝するでしょうから2年か3年かわからないですけど。

良くラブライブはスクールアイドル版甲子園と例えられますが、甲子園と考えればわかりやすいですよね。まず甲子園に出てる高校自体がたくさんの敗北チームの上に立っていて、そこに出てきた高校を負かせて優勝するんですから。勝者の裏には無数の名もなき敗退者がいるわけです。

そして勝者にも、敗者にも応援している人がいるわけですよね。また、そういう本気の競技シーンには出てこないエンジョイ勢もいるわけです。

SaintSnowのように敗退を描くこともできますが、勝者の物語において敗北側の視点を描きすぎるのは正直ノイズになるのですよね。特にラブライブは2クールしかないわけですし、そこまでやる余裕はないしそこをやる余裕があるならもっとチームを掘り下げるべきなんですよ。
だからこそ、勝者以外のスクールアイドルや参加しないエンジョイ勢、ファンの目線からエールを送るってのは現状虹ヶ咲じゃないと描けないよねって。薫子の話だったり、今回のようにどこにでもいるスクールアイドルにもファンがいて、応援している人がいる。今回あの動画でエールを贈ることによって勝者だけじゃない視点でのスクールアイドルを、ファンとの繫がりをしっかり描くことができた。これが2期で虹ヶ咲が描きたかった大きな要素なんじゃないかなと思いました。

 

逆に負け→リベンジの構図は虹ヶ咲では描けないんですよね。

殆どのグループは限られた時間で負け続けるか、うまく行っても負けて終わるんだから。今回予選に出てた東雲、Y.G.、紫苑、藤黄も結果が描かれてませんから(13話で描かれるかもだけど)多分最終的には敗退してるんですよね。スーパースターと世界線繋がってるかも?って考えるとサニパが優勝してるわけですから。そうじゃなくても普通は最後まで勝てないんですよね。それでも、そういうチームにだってこうやって全力で応援している人たちがいる。ラブライブには出ないけど、ラブライブという大会に独自の視点から真摯に向き合っている。それが今回のエピソードだったなあと思いました。

彼方が言っていましたが、学校は違うし戦う相手ではありますが根っこは同じで同じものを好きになったんだから力を分け合うことができて、支え合うことができて、競技者同士も「仲間でライバル」なんですよね。

 

「頑張れーーー!スクールアイドルーーー!!!」

 

不覚にも、というかここが一番涙腺に来ました。

夢を追う人を応援出来たら―――というファン視点の集大成じゃないかなと。

このエピソードがあった次の月から続けて今度は大会に出る側・勝者側の視点を描くスーパースターが始まるのは狙ったかどうかはわかりませんが、良いバトンリレーなんじゃないかなあと。

スーパースターは同じメンバーが時をかけてリベンジ・優勝を描くでしょうから新しい視点が描かれるんじゃないかと楽しみにしています。

 

でも流石にこれはちょっとシュールすぎて笑っちゃった。

 

アニガサキの世界線と時間軸

こはちょっと気になったところです。

ラブライブ予選会が12月25日に無観客でオンライン開催。完全にスーパースター1期の日程・状況と一致してますよね。2期では他にも優勝旗だったり他シリーズとの繫がりを匂わせる内容が多かったですがここまで具体的に来たのはびっくりしました。

じゃあアニガサキとスーパースターは世界線同じなのか?と思われますが私の持論では「世界線は同じじゃないけど時間軸は同じ」です。

もっと言うなら「無印とサンシャインは完全に地続きだけどサンシャインとアニガサキ・スーパースターはそれぞれパラレル」ってのが私の持論ですね。

当然パラレルなのでAqoursやLiella!、虹ヶ咲に該当するような存在やパラレルのそれが存在しててもおかしくないのですが……。

 

まあ、ここはそれだけです。

 

新曲は新曲なのか

流石にトキメキゼンカイしたから12人分新曲作っちゃったはゼンカイ脳すぎるだろ!!!(特撮擦り)

トキメキーングってか(特撮擦り)

とまあこの辺はラブライブだからで納得するので問題ないです。問題なのはこの新曲がマジの新曲なのか、それとも既存曲(劇中では新曲)なのかです。

 

で、私の考えから言うと9割5分既存曲だろうなだと思います。

なぜかというと完全に尺が足りないからです。めっちゃメタ的な理由になりますけどね。

12曲+最低でも挿入歌シングル⑤の曲が1曲は来るはずですので、それらが平均1分40秒と考えたら21分40秒、平均1分30秒だとしても19分30秒です。

アニメの本編はOPED込みで24分なので……。時間だけならいけなくもなさそうですが最終回ですからオチやライブの合間合間のやり取り、全員曲ならそこへの導入とかその辺を2分で描く?それは無理じゃないかって。まあだから無理だろうと思ってます。

1期のSIFみたいに既存曲をダイジェストBGMにして話進めながらライブを並行して描くんじゃないかなあと思っています。あれが確かサビのみの30秒でしたが……。新曲でそれをやるって荒業もありますが……。全員曲をエンディングにしてクレジットや締めのエピローグも一緒に流すとかだったらどうだろう…?とかは考えてますがまあ…厳しいような。

 

で、じゃあ既存曲なら何になるんだい!って話ですがやっぱ実際の1stライブに重ねてくると思うんですよ。となると1stアルバム曲か2ndアルバム曲なのかなと。

しかしそれはそれで色々問題があって、1stアルバムだとCHASE!が既にこの世に存在する曲なんですよね。アニガサキの始まりの曲ですから。じゃあ2ndアルバムかなと思ってます。が、次はR3BIRTHの3人のソロ曲どうするんだいって感じになるんですよね。

ランジュは夜明珠しか残っていませんし、栞子もカナリアは経緯が経緯ですから決意の光になるんだろうか。一番問題なのはミアで、まあ曲ができた経緯とかは無視するにしてもミアの既存曲って全部ミア作なんですよね。なので制作者から捻じ曲げる?それはどうするんだいってなりそうなのでここが本当にわからない。もしかしたらこの3人のソロはカットでR3BIRTH曲になるのかもしれない。

あと、夢への一歩と開花宣言は着信音として使われてるし、アナログハートも1期で使ってますね。まあその辺は例外ということになるかもしれませんが……。

あとはアルバム統一せずに色々チョイスして引っ張ってくるとか……?

というわけでこの辺のどうなんだろってところがもしかしたら全部新曲なんじゃないかって思っちゃっているんですよね。でもまあ流石に既存曲だと思うんですよね。全部新曲は夢見すぎ。

 

 

まあ多分既存曲+挿入歌シングル⑤として全員曲かR3BIRTH曲もしくは両方ぐらいでしょう……。

思いっきりR3BIRTHで特訓するって流れやってたしね。

まあ、3期に残してるってなら僕はそれでもいいですよ?

 

 

 

............実は来週最終回は拡大版です!とか月曜あたりに発表ない?流石に無いよね……。

 

 

まとめ

というわけで12話でした。

最後に新曲がどうこうで長く語っちゃいましたが、もう僕の中でアニガサキ2期は12話が事実上の最終回と解釈してるから13話のライブが既存曲だろうが新曲だろうがダイジェストだろうが止め絵だろうが関係ないです多分。
よっぽど(例えば次週ラブライブやっぱ出ると言い出すとか)じゃない限り12話で満足したよ。13話はエキシビジョン、エピローグだと思ってますので。

まあどういう構成になろうと感謝をしながらいただくだけです。

まあ来週はAqours東京ドーム両日参戦ですので、外でリアタイ出来たらいいな。直前生放送は面白そうだけどリアタイは無理だな。

 

もしどんな形であれ12人分新曲来たらそのまま深夜のガーデンシアターと虹ヶ咲学園(ビッグサイト)に五体投地しに行きます。

 

次回最終回「響け!ときめき――。」

ついに来ました。最終回です。

まんま1stLiveのロゴですが、ちゃんと虹の色が12色になってますね。

with You、現実では「あなた」のYouだったけどアニガサキでのYouは侑であり、支えてくれている「あなたたち」なのかなって思いました。12話でも支えてくれる存在をやりましたし、ランジュの加入に当たってもそういう話をしてきましたしね。

スパスタはおそらく3期はあるでしょうけど、虹ヶ咲は3期や映画どちらも無い可能性も大いにありますから最後と思って楽しみましょう。私はそうします。

 

では。

 

新情報

焼き菓子同好会のやーつ。

可愛いね。ただ私あんまりマグネット使わないんですよね。どうしようかな。

キービジュも来てました。良いですね夜のお台場。

 

 

ではでは。