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ワクワク叶える物語(ストーリー):「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期第8話感想【虹が始まる場所-TOKIMEKI Runners-】

ラブライブ!シリーズ公式Twitterより引用

8話です。

虹が始まる場所。タイトルコールは全員。怖いです。

感想行きましょう。

 

2期7話の感想はこちら。

kamo-blog.hatenablog.com

 (以降の本記事の引用元不記載の画像は全て「『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』TVアニメ2期 第8話」Youtubeアーカイブからキャプチャ・引用しております。©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)

 


 感想

無理。無理無理無理のカタツムリ。5割ぐらい予測できてたけど無理すぎる。

でも頑張って思ったことと良かったところ、冷静に見たらどうなん?って感じるところを書いていきます。正直賛否分かれる回だと思うので。

はぁ……虹ちゃん……

 

侑とトキメキ

今回の話のキモですね。

スクールアイドルフェスティバル当日になっても曲が出来てないという侑。当日にも納期されてないなんてこれはマズいですよ!

とまあトキメキがわからないというところでずっと曲について悩んでいると。

ここやたら作画ぬるぬるしてたし完全にひなきちゃん出てきてて草生える。トキメカナイヨー

 

で、最後ステージが始まる直前まで悩んでる侑にミアがかけた言葉。

「ランジュはプレイヤーだから。ランジュだけじゃなく他のスクールアイドルだってそうだ」「自分の存在全てをステージにかける、そういうものなんだ」

ミアの言葉は刺さりますね。ほんとに。

「でも、僕たちはそんなことする必要はない。求められる曲を作って評価してもらえるならそれでいいじゃないか」「同好会のアイドルのために作るっていうベイビーちゃんの判断は間違っていない」

kamo-blog.hatenablog.com

これはスクスタの38章でもそうでしたが、やはりプロとしての視点を持っているミアは割と違った視点からアドバイスをかけられうのが良いですね。こちらの世界ではプロというより大型新人ですがまあ。

それでもイマイチ侑は納得いってない感じなのです。そこで自分が感じていたトキメキの正体に気付くのがせつ菜の歌声ってのが良いですね。侑のトキメキの始まりはせつ菜の歌声ですからね。そこはブレてなくて本当に良かった。

 (光が差していく演出もベタながら素敵でした)

 

そして生まれたのがこの曲。

youtu.be

はい。

いつも曲のところは色々曲に関しては素人だしあんまり触れるのもなってところがあったので少な目に書いてましたが今回は感じたことを色々と書きたいと思います。

まずこのTOKIMEKI Runners、今更語るまでも無いですがアニメだけ追ってるご新規さんもいるかもなので説明しますが虹ヶ咲の初めての曲です。それと同時にスクスタのOPソングでもあります。

youtu.be

youtu.be

代々ラブライブのアニメではデビュー曲をアニメでやるというお家芸がありました。

なので8話のサブタイトルで虹が始まる場所という名前がついていたり侑が新曲をってなってるところでもしかしたらと思ってた人もいたと思います。私も半分くらいくるかなと予想してました。

しかしまさかこんなリファインが入るとは思いませんでした。

そもそもTOKIMEKI Runnersはスクスタの「あなたちゃん」が虹ヶ咲に向けて作った曲なんですよね。だからこそそのポジション、あなたちゃんの一人である侑が作るのは自然なことなんですけど当時いなかったランジュや栞子も含めてR3BIRTHの三人がいたからこそできた、そしてミアとの合作にリファインしてくれるのがたまらなく最高だなと思いました。

やっぱり初期衣装最高。

公式君が上げてくれてますが、虹ヶ咲が走り出した最初のイベント収録のBDジャケットからもカットが入ってるの最高ですね。

 

そして演出ですが、まあここは賛否分かれそうってのは見てても思いました。

ステージ後方でピアノとともにステージに立つ侑。手が震える侑。そして曲の前奏を弾く侑。もう明確に虹ヶ咲の3rdライブをオマージュしていましたね。完全に逆輸入と言ってもいいでしょう。

ただ、これだけだとただオマージュしただけ?ってなりそうで、私もその理由について考えていましたが……

犬井さんの解釈は流石公式ライターだなぁと。

ステージに上がるという一つのラインを超えたことは侑のただ応援するだけじゃない。自分を表現する、生き様を見せること。それが同好会にいる意味かあ……と、なるほどと。確かにそう捉えるとランジュに問われた「どうしてスクールアイドルじゃないのに同好会にいるの」ということへのアンサーの一つになるのかなるほどなぁと。

そしてこれを受けておそらくなんですが、

ここの指、CGなんですよね。

なぜここだけCGなのだろうと思いました。思ってたのですが犬井さんの解釈を見て侑が裏方から表現者としてステージに立つ側に移った側になったって表現なのかなあというオタクの深読み。ステージで踊るスクールアイドルにはCGも使われるからさ……表現者として歩んでいく覚悟というか答えが出たのかなと。

ただ、ここでミアが言うように裏方の表現者としてはプレイヤー、スクールアイドルを通して行うものなのじゃないか?という気持ちもあります。なのでただの裏方としていくわけではなく、自分自身も表に出る表現者として生きていくのが侑の最終的なのかな?と思いました。

 

あなたちゃんはプレイヤーの投影、アイマスで言うところのPのような役割だけどスクスタのあなたちゃんは色々考えても自分じゃない「あなた」だし、侑ちゃんもやっぱりあなたのうちの一人であってただ受け取るだけの「自分」じゃないんだってこの回で強く思いましたね。

 

ただ、やはりかなり3rdというか声優・ライブからの逆輸入要素が色濃く本編に使われていたためそういう逆輸入やアニメはアニメ、声優は声優で完全に切り分けてる、もしくはアニメはアニメで完結して欲しいと感じてる人にとってはイマイチに感じた人もいるのかなあって思いました。もちろん、侑がステージに立つ理由もあったし語りかけもしっかりトキランという曲を新たに生み出すうえで大事な役割を果たしているとは思いますが要素がどうしてもね。

私個人としては声優からの逆輸入とかはキャラ設定や世界観を壊さないレベルなら全然歓迎の立場なので今回のは素直に感動しましたが、あの演出を喜べないって人がいるのも納得できます。特にアニメ→キャストの再現ならともかくアニメ→キャスト→アニメってのは似ているようで全然違うので。アニメをキャストが再現するのはいいけどキャラがキャストを再現するのは……と。

なんだかんだで僕はラブライブに求めてるものの第一優先はキャラクターなんだなと思ったのですがこれをファーストインプレッションで受け入れてるあたり直接的にキャラがキャストをなぞる演出、混在的なものに拒否感はないのかなって思いました。

(逢田さんの犬を梨子に描かせたり、今のところないけど栞子にiPhoneシャワーさせるとかは嫌です。多分今回のこの演出に拒否感持ってる人は僕がこれらを否定するときにもつ拒否感と同じものを感じてるんだろうな、と。もっと特大に。)

 

そういえば、1期最終回で回していたノート、おそらく夢ここの歌詞を共有してたんじゃないかと思ってたんですけど正解だったようですね。

 

モブライブ

今回も文化祭ということで多かったですねえ。

これは……バスケ部部長?!スクスタで出てたバスケ部部長?!

流しそうめん同好会、やたら信頼あって草生える。

リハーサル上手く行ってたのにってデバッグが足りてないぞォ(謎の頭痛)

右端の御方は……?!桜坂夫人……?!

地味にちゃんと娘の大好きを見届けに来てるせつ菜ママの図も良いですねえ……。

他校のモブとかも多すぎたんで書きませんがほんとモブ多くて良い。

千鶴子さんさん、喋らないととても清楚なお姉様ですわね……喋らなければ……。

 

ランジュ

はい。というわけでね。ついについにといったところです。

「あなた(栞子)もスクールアイドルをやりたかったなんて知らなかった」

その心は本心なのか?本心なのか?

流しそうめん同好会のニジガク号が引っ掛かって演出が上手くいかなかった時の「私は私を知らしめるためにステージに上がる」「私にはそのやり方しかないの」「こういうのには慣れている」

そんなこと言うなよ……って感じですね。もう曇りを隠す気すらない。

期待してないならその握り拳はなんなんだよ……何を隠してんだよランジュ……、と。

侑がトキメキに気付いて曲が出来ていく裏で光に背を向けるランジュ。曇ラァ……。

 

で、最後には打ち上げにやってきて

「あなた(侑)の覚悟伝わったわ」「あなたたち(同好会)も正しさを証明して見せた」

「私は100%やり切ったけど同好会はそれ以上だったわ」

「ここに来た価値は充分あった。後悔は無いわ」

そう言って最後に「バイバイ」

まずこの状態のランジュの言葉を100%本音と受け取っていいかは疑問の余地がありますが、同好会と侑を認めたということは1話でぶつけていた問いかけにも答えが出たということでしょうか。

1~2話でランジュがしていた主張は以下の通り。

①ランジュは集まってきてくれた人みんなに最高のパフォーマンスを見せる。ファンはランジュに夢中になる。ランジュの虜になっているファンの顔を見るのは最高の気分になる。

②私自身を証明するために同好会とは違うソロを追い求める。

③ソロでやりたくて日本に来た

④同好会に入ってたら今のような自由なステージはできなかった。

⑤同じスクールアイドルなのに人のことばかり気にしていて、ファンと一緒にと言ってる同好会に入るとパフォーマンスに悪影響が出る。

今回のTOKIMEKI Runnersで見せたステージに立って演奏した侑、そしてその侑の気持ちを歌った9人。このパフォーマンスで④・⑤は解決できたんと思います。トキランの後笑ってましたしね。

ただ、まだランジュがどう自分を証明したのか、できなかったのか。皆に最高のパフォーマンスを見せるという気持ちはどうなのか、「誰かに支えられないと~」のところは?。そしてなぜ日本に来たのか。この辺がまだまだ解決されてないように見えますしそこが今後どう絡んでくるのか。

おそらくここから帰国するという流れになると思うのですが、孤独な過去、現在を絡めてくるでしょうからどう繋げてくるか。そしてミアと栞子がどう動くのか、期待したいと思います。

 今のところですと答えだけが提示されて、その過程というか動機というかその辺が抜けていて、これだけだとあまりにもランジュが虚栄心で啖呵張ってただけになるので、おそらくまだ描かれてない「なぜ」を描写して欲しいですね。まあスクスタの方のランジュは「特別」で他人との距離感が掴めず、更にそれによる孤立でしたので寂しさからくる不器用さと虚勢でしたのでそれで落とすのであればまあスクスタ通りなのかなとは思いますが、せっかくなので寂しさによる虚勢だけでなくもう一つ回答が欲しいなというところです。

 

で、ランジュ推しが興奮したところも書いていきましょう。

まさかのアカペラQueendom!!!

これは最高に興奮しましたね。ぬるぬるダンスのQueendomほんと良かった。

5thでアカペラからの音楽と火薬ドーーンのQueendomみてぇなぁ……。

 

その他

気になったけど色々語るほどでもないネタを色々と。

中須の顔……やっぱり中須の髪飾りは本気で気合入れてる時に付けるんですね。

あまりにも特大なしずかす……。

あゆぴょんメイドは死人がでる。

というか歩夢→三年生ってタメ口でしたっけ?今まで敬語だったようなイメージあったけどそもそも歩夢と三年生の会話があんまりなかったように思うからわからん。

2期になってから1期の分を取り戻すかのように侑の横をキープする桜坂後輩。

 

まとめ

みんなで叶える物語、私を叶える物語みたいに今まで◯◯叶える物語って表現が出てたけど虹はそういうのを公式で出されたことがなかったのでトキランの歌詞のワクワク叶える物語(ストーリー)がそれとずっと個人的解釈してたのでアニメでトキランきてくれて大変嬉しいです。ほんとに。

ワクワク叶える物語(ストーリー) どうなるかは僕ら次第

虹ヶ咲の生き様というか展開をずっと表している曲で大好きなんです。

 

ただアニガサキ2期めちゃくちゃ良いのですがひとつ感じてるのはスクスタの話をベースにしながら進んでるのでどうしてもスクスタよりは感情とか掘り下げがってのはある。というか尺がほんと1クールつらい。何というかスクスタの大炎上があったのもありますし、そもそも侑の成長+栞子ミアランジュの加入+新曲ノルマ。これをやりながら13人を動かさないといけないのですからこう尺が足りなくて当然というところもあり、どうしても駆け足で回答していってるところは否めない。ただ話として筋は通ってるので破綻してはいないのは凄いですし尺があればもっと色々やって問題とかも深く掘り下げられたのかなあって思います。4話とか7話が顕著ですが解決までのテンポ感が早すぎて攻略サイト見ながらゲームやってるように感じる時もある。ワンクールって難しいなぁ。

 

総評して少なくとも僕はとても感動しましたし、リアタイの時点では酒入ってたのも合わさっておんおん泣いてました。トキランは本当に虹が始まった場所で、トキメキが生まれた場所なんですよ。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は声優グループとしては便宜上「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」というグループですが、キャラクターの彼女らにとって虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会というのはグループではなくて場所なんですよね。だからこそ、トキメキが走り出す場所。虹が始まる場所と。最高。

ただ、一方で初見にもわかる流れにはなってると思うんですが100%楽しむために過去にあった要素を詰め込みまくっていてどちらかというと新規ファンよりも今いる既存ファン向けへの映像になっているような気がしなくもないです。デビュー曲をアニメでってのが伝統かつ既存ファン向けなのでまあそうっちゃそうなのですが元々アニガサキ自体が小ネタが多かったりと既存ファン向けのファンムービー的側面が強い面があって今回はそれがより一層強い感じがしたなあってのは感じました。良いか悪いかは置いといてですね。元々アニメ化の予定無かったからファンムービー要素強めで充分、新規はスーパースターでって考えも出来ますし。冷静に考えると惜しいところやそういう解釈なんだってのは出てきますね。

 

で、残り5話。どんな展開で2期を締めに向かっていくのか。

おそらくここからはスクスタ22章を加えつつ28章以降をベースに進んでいくと予想しています。もう片手で足りる話数になってしまったアニガサキ2期。つらい。

 

次回第9話「The Sky I Can't Reach」

タイトルコールはミア。ミア回でしょう。タイトルの和訳は「私の届かない空」で良いのかな。

カットとしてはしょぼくれているランジュ、璃奈ミア、何かを決意したような栞子、そして走るミア。

おそらく22章をベースに38章あたりのランジュ帰国につなげる話があるんでしょうが最後のカットはランジュを追いかけているように見せてミスリードかもしれないですね。

ただ、ミア曲は来るでしょうね。楽しみだ。

 

新情報

無難だけど……?流石に今回はネタにできるグッズが少なかったか。

円盤特典曲の視聴来ましたね。いよいよマラソンがもうすぐ始まるんだなあ。

Fashoista、なんというかまた新しい感じの曲ですね。ダンスが凄いやつだコレ。

聖典。シーズン5早くお願いいたします。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こはちょっとお気持ちになるので小さい文字で書きますが……。見たくない人はこのまま記事閉じてください。

捻くれたオタクなのであのトキラン始まる前の虹のペンライトで出来るシーンは正直公式からの圧を勝手に感じちゃって……色々また企画とか立つのかなあと思っちゃったり。

侑のピアノも例えばサンシャイン2期のバク転のようにキャストがやること前提なんだろうなって気持ちがどこかによぎっちゃったのが悔しいですね。個人的に逢田さんのピアノ失敗は何回もあんまり見たくないしあの雰囲気をまた味わうことになるのも心苦しいので何ともなとちょっと思ってるところがあります。確かに感動はしましたが今はちょっと美談として擦られ過ぎてる感じがね…。うん。