ダブル変身ってやっぱカッコいい:「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」を観てきた感想【ネタバレ有】
見てきましたよ。仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ
いわゆる冬映画。50周年記念作品と銘打ってのリバイス中心、セイバーとのクロスオーバー作品。
色んなレジェンドライダーも出てきて見る前はかなりわちゃわちゃしそうだなって印象でしたね。
とりあえず、すごく簡単なというかフィーリング前回の短い感想記事を書こうかなと思います。本当に見た後の感想そのままなのでかなり見落としや解釈違いあると思いますが、個人的な感想ってことで許して♡
ということで思った感想を項目ごとに書いていこうかな。
■今作のストーリーについて
今作のストーリーとしては2071年悪魔に支配された世界を取り戻すために百瀬龍之助が2021年にタイムスリップしてそれを阻止しようというもの。
トータルで評するなら気になるところは多々あったけど、それなりに面白かったなと思いました。アツかったところとかもたくさんあったんですけど、それはまあ後述します。
時系列的にはさくらがジャンヌになってるし、バリッドレックスもいるしで割とマジで最近ですね。リバイス最新話の直前って感じの時系列でしょうか?(まあパラレルというか本編とは違うと可能性もありますけど)
まあ毎度仕方ないことですがショッカーがスタンプを持ってたのはちょっと面白かったですね。
逆五芒星の中央が富士山ってのはちょっと面白かった。
しかしイースター島がいつも見たことのある光景でちょっと笑っちゃった。
あと富士山爆発して日本死んだわと思いました。
あとコイツ使えなくなったから宇宙に放り出したろ!wってちょっと当時らしいなと思いました。
あと立木さんショッカー幹部で草なんだ。
■ディアブロと悪魔たち
ディアブロスタンプがギフスタンプの片割れとはなあ。
しかしディアブロが復活した後に首絞められてるアギレラ様えっちだった……。
しかし歴史上の偉人の遺伝子情報を収めたスタンプってなんだよ。クリスパースタンプというらしいです。
卑弥呼・クフ王・エジソン・レオニダスとまあ見た目でだいたい判別できるかなって感じでしたけども。
ピラミッドの上でクッフッフ、クフ王だけに。はいっアルトじゃーーーないと!
しかしディアブロ(CV.上田耀司)、ヒミコ・クリスパー(CV.松本梨香)、クフ・クリスパー(CV.森川智之)、エジソン・クリスパー(CV.中尾隆聖)、レオニダス・クリスパー(CV.黒田哲章)てCVやばすぎる。
■仮面ライダーセンチュリーと百瀬親子
パパの方百瀬龍之介はショッカーの研究員ということで……まさかの本郷猛やら怪人の手術に直接関わってたと。
なんというかこの二人の関係というか、和解周りはかなりベタだなと正直感じました。良かったんだけどね。
50年前一緒に新幹線に乗るという約束を守ってもらえないままパパが消息不明になって……だから突然未来からパパがやってきても辛くあたって…でも戦いが終わったら一緒に乗ろうで和解。まあ正直ありきたりと言えばありきたりでした。
でもそのうえでの二人での仮面ライダーセンチュリーへの変身はめちゃくちゃかっこよかったです。
ふたりを繋いでいた新幹線の走行音とともに現れるのはかっこよかったなあ……。
変身もめちゃくちゃかっこよかったです。二人が対称的な、1号を彷彿とさせる変身ポーズからお互いの腕がクロスしてのシンプルな変身音「センチュリー!」
いやー熱かったですね。
あとベタというかよくある表現ですが2人の声が変身中は重なってるのもすごく好きです。
必殺技もシンプルにライダーパンチ、ライダーキックなのも良い。
秀夫を演じていた古田新太さん。有名な俳優さんですが正直イケメン俳優って感じではないですし、それなりにベテランですからスタイルも結構中年って感じなのですが、個人的にこういう人が変身するのって大好きなんですよね。
こう、一般人でもヒーローになれる的な感じがして。いや古田さん全然一般人じゃないけど。
プレバンでサイクロトロンドライバー売ってるけどどうしようかなあ...
■リバイスサイド
相変わらずこの家族は……って感じでしたね。
でも冬映画ってことは企画はリバイス放送前なので最初からこういう構図だったんでしょうね。パパさんがパパらしいところ見れたのは良かった。
映画始まってリバイスのターンになったとき、バイスが相変わらず次元の壁を越えてきましたがこういうキャラがいるとこういうあんまりキャラ紹介に尺割けないときに便利ですね。
個人的に好きなキャラのジョージ・狩崎。今回未来の姿が出ましたが未来のジョージ、もう禁忌の域に手を突っ込んでそうですがどうなんでしょうか。まあ相手もデビルライダーとか使ってくるし仕方ないのか?
逆五芒星に囚われすぎてディアブロの場所を見誤ってましたが、あの2071年のジョージはあの失敗を引きずったままだったりするのですかねえ。
映画限定?フォームのネオバッタゲノム。僕はゼロワン大好きなので期待してましたが……フォーム自体はとても好きでしたね。攻撃もシャイニングホッパーとかを彷彿とさせる動きしてましたし。
ただ、リミックス体はマジでキモかった()
今回場所変え用にコンドルバイスタンプ、映画限定フォーム?でネオバッタバイスタンプを使っていましたが、既存のバイスタンプで使ったのは最初の戦いでのマンモスバイスタンプのみ。映画が終わって考えてみると、百瀬親子を繋いでいたのが新幹線でかつ時を越える話ということで電王を意識してのマンモスバイスタンプだったんですかねえ?
■セイバーサイド
なんかまだ半年前は現役だったのにもう懐かしい感じがするのはなんででしょうね。
というかやっぱり人数が多いと同時変身が映えますわ。
ていうかリバイス組と並んだらセイバー組のスタイル良すぎてやばい。別にリバイス組も悪いわけじゃないのに。
あとはずっと倫太郎~~~~~~~~~倫太郎~~~~~~~~~~はよ動け~~~~~って言ってましたね。芽依ちゃんの色気が上がっててヤヴァイ。
あとチラチラ見てるソフィアさんが可愛かった。
ヒロミっちと射的でハイになる大秦寺さんも可愛かったな。
あとブレイブドラゴン君、バイスと肘タッチしてて可愛かった。
■レジェンドライダー
今回レジェンドライダーというよりは悪魔がライダーの力をコピーした「デビルライダー」と、それに対抗するために作り上げたクローンライダーっていうシステムでしたね。見た目と技だけ。また便利な設定を考えたものだ。
とりあえずクローンライダー側で出たのが
RX、バルキリー、ドライブ、剣、ナイト、ムテキゲーマー、フォーゼ、メテオ、スーパー1、ZO、なでしこ、アギトグランド、1号、龍玄、アギトマイティ、ゼロワン、ウォズ、ポッピーかな?
精神だけ未来に飛んできた一行がクローンを器として変身する形で、このセレクトはどういうことなんだろうって思いましたがモチーフや雰囲気が似てるところとか変身者の設定が似てたりするところから選んだらしいですね。
ブレイズが出たときブレイドジャンとか言われてましたもんね。
敵のデビルライダーはバールクス、王蛇、デューク、ソーサラー、エターナル、あと4号やショッカーライダー。王蛇とエターナルの強者感はやっぱりすごい。
■本郷猛
今回の話題のひとつ、本郷猛を藤岡弘氏、の息子である藤岡真威人さんが演じるというところ。
結論から言えば思ったより本郷猛でした。声めっちゃ意識してるんだろうなあっては感じてちょっと違和感あるところもありましたが。
しかしカメラワークとか当時を意識している作りになってて、なんかこういう作りで1号の映画とか作ってみて欲しいなと思いました。
まあでもその辺はシン・仮面ライダーがやってくれそうではある。
■まとめ
というわけで今回の感想はここまでになります。
まあ全体的に面白かったなとは思いますが、セイバー組の必然性とか薄い感じはしましたし、リバイス一本でも?って感じがあったりその辺気になる人は気になりそうなのでそこは賛否分かれそうですね。僕は単純なので同時変身とか見たらテンション上がっちゃうので
今作はなんというか良かったポイントと悪かったポイントが大体同じだなあという印象で。だからこそ賛否分かれそう。というか好みの問題な気がしますね。
スーパーヒーロー戦記が戦隊45周年&ライダー50周年作品で今回がライダー50周年作品という観点から見ても、個人的な意見ですがライダー50周年という歴史をこう見せてくれたのはスーパーヒーロー戦記で、仮面ライダー生誕から50年という時間を上手く使ってたのはビヨジェネかなあって。スーパーヒーロー戦記とビヨジェネどっちの方が好きって聞いて選んだ方がその人の好みの路線な気がしますね。
あ、ED演出はどっちも大好き
ではでは